大阪から全国でメンテナンスをメインに様々な機械類の組立や据付等の事業を展開

自分は、高校の就職紹介で１８歳から遊園地を造る仕事をしてきました。遊園地を造ると言ってもよくわからないかと思いますので、細かく説明すると、まず遊園地にある遊戯機の製作です。例えば、ジェットコースターのレールを工場で仮組しながら造ったり、そのジェットコースターの乗物の組立や、オーバーホールなど。遊園地にある大小様々な機械を組立、据付してきました。もちろん観覧車やメリーゴーランド、急流すべりなども一例です。急な修理作業で日本全国昼夜を問わず走り回る事もあり、正直何度もくじけそうになることもありましたが、朝遊園地がオープン後、お客様が来園し笑顔で楽しそうに遊んでくれている姿を見ると、徹夜で修理し復旧した事なんて吹っ飛びます。

日本全国で開催される博覧会に開催期間中メンテナンス担当で半年近く滞在することもありました。そこで出逢う人達にも接し色んな事を学ぶ事ができました。中国や台湾に遊園地を造りにも行きました。そうこうしてるうちに４０歳を過ぎた頃、一度きりの人生をこのまま会社の一員で終わるのか、自分で何かを立上げ悔いの残らない人生にするのか、、、。　すごく悩みました。

だけど、今やらずして何も始まらない。やるとしたならば今しかないという考えがふつふつと湧いてきて、２３年間お世話になった会社を退職し会社を立ち上げました。その時に思ったこと、今も継続して考えている事が何点かあります。

 

・何よりも安全を最優先に考える

・今まで以上に楽しく笑顔で仕事をしよう

・自分の判断で何にでもチャレンジできる

・どこの会社よりもスピーディーにフットワーク軽く対応する

・依頼された事、相談された事にはすぐさま動く

 

今、テーマパークや遊園地以外にテレビ局のスタジオ造りや、工場自動化設備の組立・据付等をメインにしていますが、すべて今までの経験を活かした

応用編と捉えています。

初めてする仕事でも、次回からは必ず自社に声が掛かるように動きます。失敗した経験も、次回のためのチャンスであり経験と捉えます。　

会社立上げ以来、僕以外の社員十数名は全員３０歳以下で最初は全くの未経験者です。年齢に制限はしていませんが、若い人材が集まってくれています。素直と真面目で、やる気と向上心、根性さえあれば何とでもなります。やる気と向上心があるメンバーは、どんどん資格を取得しています。毎日の仕事で今めいいっぱいでも、個人差があるので人それぞれ成長のスピードは違います。焦ることなく、一歩ずつ前に進んでいればそれは成長です。給料、賞与の査定は、年齢と経験を考慮の上、取り組む姿を見て、自分からグイグイ前に出て一人でも任せれるように近づいて行ってるかどうかで判断します。

仕事中は一つのミスやちょっとした油断が命取りになります。仕事中は真剣に取り組み、休憩時間や終業後は、しょーもないギャグを言い合える

笑いの絶えない職場造りに努めています。

我が社の強みは、現場に搬入されたお客様から支給の部材や機材に不具合があると、その場または自社工場に持ち帰り、すぐに改造、修正し対応します。

現場ではよく、様々な不具合が起こります。そんな時に、「これはできるがこれはできない」　「据付はできるが微妙な機械の最終調整ができない」

「組立はできるが改造するための溶接などの鍛冶仕事ができない」　「これは自社の仕事ではなくできない」　などと言う職人さんがたくさん見受けられます。自社専属の作業しかできず、現場の監督や担当者は、そこから他の業者を探し説明して見積・材料調達・改造・施工となると時間・手間・費用が

かかり納期にも関わります。そんな時でもすぐにその場で改正案を提案し迅速に対応いたします。

あとは、従来の工法があったとしても、より安全で早く楽に効率よく作業できる方法を考えて提案、実行しております。